税務顧問の5つのメリット
2016/11/06
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当事務所では、税務顧問契約を結んで頂いたお客様のところに、毎月(もしくは2月に)1回訪問し、打ち合わせ及び相談業務をしています。ここでは、税理士が訪問すると、会社(もしくは事業主)にとって、どのようなメリットがあるのか、お伝えします。
1.事業の業績を定期的に把握できる
訪問時において、直近の事業の状況及び業績を税理士の視点から、説明させて頂きます。経営者は自社の経営状況を常につかむことにより、近い将来起こりうることに対して対処しなければなりません。
資金調達、人材雇用、納税資金の準備等に備えるためにも、事業の業績を定期的に把握しなければなりません。
2.適切な節税対策ができる
当然ながら、節税対策をするには、期中の業績を把握し、決算時の業績着地を予測しなければなりません。その業績予測から御社の納税額を試算させて頂き、必要に応じて節税対策をアドバイスさせて頂きます。
節税対策については、会社の状況によって異なり、税制上の優遇措置を利用するもの、設備投資等の資金の支出を伴うもの、将来に備えて対策するものなどの中から適切なものを選択することが必要となります。誤った節税対策は、かえって会社経営を苦しめることになりかねなりません。
適切な節税対策を選択するためにも、税務顧問による訪問により、経営者と税理士が向き合う必要があるのです。
3.資金繰り対策ができる
資金繰り対策は、会社の命綱と言っても過言ではありません。
「利益は出ているけど、納税資金は足りるのか?」
「設備投資、人材雇用したいけど、今の状況でお金は足りる?」
「取引先が倒産してしまった、売掛金が回収できそうもないけど来月大丈夫?」などなど。
事業経営をしていると、資金繰りにぶつかる場面が多々ありますが、いざという時から動いても遅いのです。
当事務所では、訪問時において資金繰りについてもアドバイスします。必要に応じて、融資についてもしっかりサポートしますのでご安心下さい。
4.税務調査対策ができる
税務調査は入ってから対処すればいいとお考えではありませんか?
当事務所では、税務署から税務調査の連絡がきてからジタバタあわてるのではなく、「事前に対策をしておくもの」と考えています。
必要な取引資料がそろっているか、契約書書類は整っているか、日々の帳簿作成の仕方に問題はないかなど、こちらも訪問時にアドバイス致します。
「入られたくない」ではなく、「いつ入っても大丈夫」という状況を日頃から作っておけば安心です。
5.事業に集中できる
経営者が最も力を入れなければいかないことは、自分の事業活動から「どうやって利益をもたらすか」であり、いざ事業を開始すれば、営業活動に奔走したり、率先して店舗に立ったり、仕入先と交渉したりと大忙しになるでしょう。
しかし、帳簿作成、節税対策、資金繰りなどについても、事業活動から切り離すことのできない大切な業務です。そこで、経営者の方が事業に集中できるよう、経理、税務に関する業務は、当事務所で全力でバックアップします。
税務顧問実績
<業種>
建設業、機械器具設置工事業、運送業、清掃業、不動産賃貸業(個人および法人)、食品小売業、環境保全資材卸売業、建材卸売業、金物卸売業、デザイン制作業、印刷物加工業、建設コンサルタント業、特許コンサルタント業、ブライダル業、美容院経営、整骨院経営、チケット貴金属売買業、飲食店経営、保育所経営、Webデザイナー、医薬品製造販売業など。
<会社規模>
売上高 700万円~20億円
資本金 10万円~3,000万円
従業員数 1人~60人